ケムリクサ 6話

 

 

 

 ケムリクサ、6話目の感想です。

 ネタバレ関係なしに好きなところや面白かったところ

 それと展開の予想をしたりして騒いでいるので

 まだ観ていない人や苦手な人は気をつけてください。

  

 

 ちょっと感想に入る前に5話のこのシーンについて。

 

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 最初に観たときは、なんでわざわざ根っこを伸ばしているんだろうと首を傾げていたのですが、ニコニコでの一挙放送時に気づきました。

 これ3話のような地割れが起きたときの対策だったんですね。

 こういうの察しが悪いので、本当になんでだろうと思ってました。

 あ、あと同様に気づいたことですが、ここの入り口で、何気なく「りく」の話題が出てましたね。細かくて好きです。

 そういうわけで(←?)6話の感想に入ります。

 

 

 毎度、書いていますけれど、今回がいちばん面白かったです。

 ケムリクサの使い方や「りく」との師弟関係、『橙色のケムリクサ』に書いていたこと、そして、「りん」たちがたどりついた場所、もう本当に断トツのエモさでした。

「りく」のキャラクターは最高ですね。

わかば」との関係も、ヤンキーと優等生、自由奔放だけど面倒見のよい師匠と堅実とした真面目な弟子、みたいな感じで大好きです。 

 ところで、「りなちゃんズ」は、「りく」と並べて「わかば」を、『どんくせえなぁ』って評していましたが、りく自身も、わかばを『どんくせえな』って言っていましたね。たぶん、「りなちゃんズ」はまねっこしていたと思うのですが、かわいい。

 

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 「特に『痛い』は、グッとくるよなっ。俺、生きてるぜぇ……って」

 

 容姿も性格も声もストライクですね、かっこいい。

 本当に今回の登場で「りく」、好きな姉妹の上位に食いこんできました。なんども書いてますけど、姉妹の中では、「りょう」がいちばん好きですが、「りく」がナンバーワンになるかもしれないです。

 前回、不安だったこの「りく」がどういう存在なのかというのは、まだ完全にはわかっていませんが、きちんと姉妹たちとの記憶を持っていました。死んでから復活したのか、それとも死を偽装したのかまではわかりませんが。

 まあ、もしかしたら、「わかば」にしか見えない、みたいな感じかもしれません。

「りく」の話しぶりからして、ほかの姉妹も生きているみたいですが、「りょく」以外にだれがいるのかは判明しませんでした。全員が揃っていることを祈ります。

 そういえば、「りく」は自分が『ヒト』だと主張していないですね。1話の「りん」は、自分たちこそがヒトだみたいに言っていましたが、わかばの『ヒト』発言を受けても、「りく」はそれに関してあまり反応しませんでした。彼女、もしくは彼女たちは自分たちがどういう存在なのかを、もう知っている?

 

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 ここで手をすり合わせているの、『らしく』て好きです。

 なんていうか、「りく」はきちんと感触で生きていますよね。

『橙色のケムリクサ』ではなくて、『ザラザラしたやつ』という言葉もそうです。

 

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 そういえば趣味のアニメで、「りく」が「りん」に言っていましたね。『たま~に痛い目みたり痺れたりするけどよ……』って。そのときには、もうこのケムリクサを試していたのかもしれません。

 いつか「わかば」にも使って、痺れてほしいですね。

 

「りく」と「わかば」の修行シーンは燃えました。

 こういうの大好物なんですよ……。

「りく」が言っていたケムリクサの2枚使用、もしかしたら、ヌシからのレーザーを防いだとき、「わかば」はケムリクサを何枚も手に持っていましたから、すでに2枚使用をしていたのかもしれません。

 

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 ケムリクサに関して、もう少し。

 りょうが日記で言及していた、『安全なケムリクサとはかぎらない』

『危険なケムリクサ』は、それこそ赤いケムリクサになるのでしょうが、ほかにもいろいろとたくさんのケムリクサが出てほしいです。こういうのゲームで新しいアイテムが出てくるみたいでワクワクします。

 

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「りく」はちゃんと「りん」たちの場所を把握していましたね。

 会おうとしない理由はわかりませんが、彼女には時間はなく、なにかしらの目的があるような。彼女がどこに向かおうとしていたのかはわかりませんが、手のひらを向けた先は、ただ単純にエレベーターが映っているだけで、一応、前のアカギリや今回の774を踏まえて、明るくしてみたのですが、本当にただエレベーターが映っているだけでした。

 あの方向は現実世界だとなにがあるんですかね。

 

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 7-74

 

 以前、自分はテレビアニメ版では、「ななし」はいないと判断したのですが、今回の話を観てると、そうでもない気がしてきました。なにか考えようとすると、自主製作版のほうも自然と含めてしまうので、頭が混乱しますね。

「ななし」はその役回りはなんであれ本当に設定が好みなので、登場してほしいなあと思っています。

 

 

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 最初のひらがなは「りょく」が記し、途中からの『分裂後の私たちへ』というのは、「さいしょのひと」

 それならば文章を塗り潰したのは、「ななし」?

 

 今回、「りく」が生きていた(復活した?)ことにより、EDのこれも少し意味が変わったように思います。

 

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 死んだ順から散っていっていると思っていたのですが、それよりも、「なにか」を知った順、見つけた順なのではないかと思いはじめてきました。あのラインが細くなればなるほど、「なにか」に(意識してようがしてまいが)近づいている、そんな感じのような……。その「なにか」がわからないんですけれどね。

 たとえば、『好き』という気持ち。もちろんただ、『好き』になったとか、『好き』を自覚したというわけではなくて……、ここあたり本当に難しいです、わかりません。

 あとは、『好き』じゃなくても、『なにか』から解放されたとか?

『私たちの目的は……』にも重なってくるのだと思います。「りく」はその目的を遂行しようとしているのかもしれませんね。

 まだ散っていない姉妹や「わかば」も生き残っているじゃなくて、悪く書けば、取り残されている、まだ知らない、そういう状態なんじゃないかなあ、と。

  統合なんて説もありますよね。

  1話での「りなこ」が散っていくシーン、あれは消えていくというより、戻っていたのかもしれないです。りくが耳のほうに手を当てていたシーンも、遠距離で会話のできるタイプのケムリクサを使用していたわけじゃなくて、自分の内側にいる姉妹に話しかけている、みたいな。いま起きている人格の姿になっている、みたいな。

  

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 そして、6話の最後、ここあたりのカットは神々しくて震えました。

 ヌシの時も思いましたが、デカいってのは、ロマンだなあってつくづく思います。来週は、ここを拠点にするための話になるのでしょうかね。

 

好きなシーンと好きなセリフ

 

 毎度、恒例のやつです。

 

 好きなシーン

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 アグレッシブ。

「りな」が出てくるだけで、場が和やかになりますね。声も好きです。

 

 好きなセリフ

 

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「当たって平気なモン、撃ってどうすんだよ」

 

 正論。

 ほかにも、「りく」の「みどりちゃん」呼びや、「りな」の「あいちゃん」への感謝や、迷うところはたくさんあったのですが、ここがいちばんでした。

 

 とりあえず、今回は、こんな感じですかね。

 ちょっと今回の感想文は、輪にかけてまとまりが悪すぎましたね、申し訳ない。

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。