ケムリクサ 9話

 

 

 

 ケムリクサ、9話目の感想です。

 ネタバレ関係なしに好きなところや面白かったところ

 それと展開の予想をしたりして騒いでいるので

 まだ観ていない人や苦手な人は気をつけてください。

  

 

  9話の感想に入る前に、ほかの人のツイートで気づいたこと。

 ケムリクサOPで流れる姉妹たちの戦闘シーン、あそこは前回の8話序盤でカットされた場面ではないかという指摘です。

 今回、オープニングを改めて観ると、確かにそういう気がしてきますし、もしも本当にそうだとしたら、「エモい」です(最近、ケムリクサっていう作品は、『エモい』っていう言葉がふさわしいことに気づきました)

 それでは、今回の感想に入ります。

 

 

 9話、最高でしたねえ。神回です(いつも言っていること)

「やっぱりな」と「まじか」が交互にやってきて疲れました。嬉しい悲鳴です。

 

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 いまさら語ることでもないですが、移動シーンだけでもワクワクしちゃうんですよね。この網目状になっている道は、なんだかぞわぞわします。植物の細胞壁みたいですね。そういえば登山の途中、「りな」がなにかを食べていたようですが、なんか気になります。いや、まあ単純にただの岩とか石とかなんでしょうが。

 

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 また青い壁が出てきましたが、ケムリクサは巨大なモノに対するロマンがあって、大好きです。今回の「アカムシ」というか、「ヌシ」も禍々しくてかっこよかったですしね。

 ツイッターで調べると、タガメがモデルらしいですが、確かにそれっぽいです。毒を持っているとか気になるワードもありますし。

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  現状では勝てないことを判断して、いったん引いた「りん」たちですけど、しかし、本当に「わかば」は寝ませんね。ここあたり、やっぱり意図的な感じがします。絶対に寝てる場面を映さないのは、やはり彼もまたヒトとはちがう存在だから?

  それはともかくとして、また前回のようにひとりで行動したあたりで、「もしかして」と期待し、シルエットというか後ろ姿で、「ついにか……!」と興奮しました。

  たびたび言ってますけど、「りょう」さんが本当に大好きです。姉妹の中でいちばんです。登場人物すべて含めれば(これはみどりちゃんやシロ、アカムシも含んで)「わかば」なので、自分の推しと推しが話しているシーンが見れたのは最高でした。

 

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 クレバーな戦闘狂、というのが、趣味のアニメを観た時点での自分の印象でしたが、わかばが持っている感覚をすぐに把握したあたり、まさにそんな感じで嬉しかったです。

 

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 ここの興奮しているところかわいいです。

 そして、「りょく」ちゃんも登場しましたね。6話で「りょう」「りく」「りょく」はひとつの身体を共有しているのではないかと予想しましたが、当たりました。やったぜ。

 

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 このポーズ大好きです。「りな」も言っていた、「りつ」に対する『大雑把』という言葉が出たときは笑いました。ケムリクサのキャラクターはぶれないなあと思います。EDの並び順から考えるに、「りょく」が末っ子みたいで、ちょっと意外でしたが、「わかば」との会話で納得しました。それに、「りな」が末っ子じゃないっていうのは、なんかギャップあっていいですよね。

 日記のくだりは予想していた人がたくさんいましたが(自分も)やっぱり勝手に見られるのはいやですよね。ふたりが座っているところ、場面が少し変わっていましたが、わかばが青いケムリクサで防ぎながら逃げまわったのかな? とか想像しました。

  言葉は悪いですが、irodoriは、ぽっと出のキャラクターを魅力的に描くのが上手ですよね。

 

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 話に夢中になって、つい距離が近くなるふたりが大好きです。「わかば」と「りょく」の会話は同好の士っていう感じで最高でした。

 というか、「わかば」と姉妹の絡みは、どれも素敵ですよね。

 

 そして、「りょく」の「みどりちゃん」を使えばいいという提案から、ヌシ戦にまた入ったわけですけれども、ここあたりハラハラしました。

 バトルに重きを置いた作品ではないですが、適当に流しているわけじゃなくて、バランス的に、いい塩梅だと思います。

 

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 しかし、わかばは車輪を簡単に持ち上げたり、「ヌシ」を押さえこんだり、やっぱり単純なヒトではなさそうですよね……。いや、やけに鼻や目が利くところや、りくが使っている感知能力の時点で確定なんですけれども。

 しかし、とりあえず先に進むことができた一行、10話の舞台は街になるんですかね?

 次回も、めっさ気になる。

 

 

 

好きなシーンと好きなセリフ

 

 毎度、恒例。

 

 好きなシーン

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 ヌシ戦に入る前の、「りつ」が「みどり」ちゃんの枝を渡す場面。

  ちょっとここあたりの表情、ドキッとしました。

 いいですよね、ここ。

 「好き」を守るために戦っているはずなのに、その「好き」を犠牲にしないと勝てないっていうのは、最初に書いた「エモさ」に繋がっていると思います。

 

 好きなセリフ

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「残念な世界だけど『知る楽しみ』って意味ではなかなか楽しい世界じゃん」

 

 今回は、「りょく」のセリフがいちばんでした。

 知識欲の極まったキャラクターが大好物なんです。

 というか、ケムリクサ、大好物なキャラしかいないですね。 

 

 今回はこんな感じです。 

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。