ケムリクサ 1話

 

 


 ケムリクサ、1話目の感想です。

 ネタバレ関係なしに好きなところや面白かったところ

 それと展開の予想をしたりして騒いでいるので

 まだ観ていない人や苦手な人は気をつけてください。

 

 

わかば」について

 

わかば」が登場したときは、拍手喝采

 モニタの前で大きくガッツポーズ&バンザイしました。

 大好きなんですよね、彼。

 出自はもちろんのこと、彼の性格や性質含めて、いろいろと掘り下げていくと思うので、それがいまのところ、いちばん楽しみです。

 あと、驚いたのは、ショタショタしくなったのもそうなんですが、自主製作版では、なかったであろう歪みが垣間見えたのが、めっさ気になる。

 リデザインの「わかば」きゅんも可愛くて大好きですけれど、あの芋っぽい青年「若葉」くんも、どちらも大好きです。

 

 あと、まだなんとも言えないですけれど、引っかかるセリフ

 

「不思議な発光……、もしかして、みなさんの機能として?」

 

アクションについて

 
わかば」が、かわいいショタになったのも驚いたのですが、いちばんは、アクションですね。想像以上のキレでびっくりしました。

 

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奥行きを感じられて好き。



 irodoriの幅広さは、自主製作での作品群でわかってましたけど、ここまでなめらかに飛んだり跳ねたりする(というかできる)と思ってなかった。

 irodori作品で、いちばんアクションしてたのは、「眼鏡」だと思っているのですが、比較してみると面白いかもしれないですね。このクオリティで、あのスリングショットのように飛ばしたビルを使ってジャンプする、みたいなド派手なアクションが観れると思うと、ワクワクです。

 

 生き残った姉妹について

 

 生き残っている姉妹で、いちばん好きなのは、「りつ」です。

(恐らく)死んだ姉妹も含めれば、「りょう」

 でも、いちばんかわいいなと思っているのは、「りな」です。

 彼女は、「りなちゃんズ」として出ていましたが、ずっと船をこいでる子がかわいかったです。しかも、寝たままリアクションを取っているときもあるんですよね、かわいい。彼女が虫に襲われたのも、眠気のせいかも。

 

(2019/01/11追記)
 この寝ている子は、「りなよ」じゃなくて、「りなむ」かもしれません。

りなっち! りなじ! りなよ! りなむ!」っていうセリフと並び順から、寝ている子が、「りなよ」だと単純に思っていたのですが、よくよく見ると、「りなむ!」って言ったときに、四番目が三番目の腕を挙げているんですよね、判断に迷いますけど、寝ている子は、「りなむ」っていう線が濃いです。

 それに終盤での蟲との戦闘で、「りなちゃんズ」は三人しかいなかったので、もしも寝ている子が、「りなむ」だとしたら、戦いには行かず寝ていたのかもしれない。

 ちょっとここ辺りは、わからないです。

 

(2019/01/12、さらに追記)

 自主製作版を見直していたんですが、こっちにも寝ている子いたんですね……!

 気づかなかった。

「りなむ」と自己紹介しながら寝ていますね、かわいい。

 どうやら、「りなむ」で、ほぼ間違いないようです。

 恥ずかしい。

 

(2019/01/14、さらにさらに追記)

 姉妹が木に登るとき、寝ている子を除いた「りなちゃんズ」、自分の名前を言ってますね。

「あっ、りんねぇね、登るのかな?」

「りなっちも登るー!」

「いや、りなじが!」

「いやいや、りなよが!」

 

 寝ている子は、「りなむ」ですね。

 恥ずかしい。

 

 (追記終わり)

 

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 「りなちゃんズ」の細かい動きは見ていて飽きないです。

 ちらっと傾福さんのようなことを言っていたときは、クスっとなりました。

 

「りつ」が好きなのは、先ほど書いたとおりなんですが、自主製作版では、そこまで好きではなかったです。

 あっちでは飄々としていた様子で、それはそれで最高なんですけれど、今回は飄々とした様子を装ってる痛々しさが伝わってきて、かわいくてたまらないです。

 放送前のケムリクサ情報でいちばん刺さったの、「りつ」の目元なんですよ……。

 

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かわいい

 

 そういえば、りつは木から離れることができないみたいですけれど、どういう理由なんでしょうね。

 命の危機に関わる事態に陥ったけれども(趣味のアニメでキラキラエフェクトが出ていたし)「みどりちゃん」のおかけで、なんとか延命、生き延びているという感じでしょうか。

 ここ辺りの背景も、「わかば」同様、楽しみです。

 

 あのキラキラのエフェクトは、今回くどいくらいに多用していたので、なにかしらの狙いはあるのでしょうけど、皆目見当もつかないです。

 最初は単純に死亡フラグが立ったという意味だと思っていたんですが、0.7話からちょっとわからなくなってきましたよね。

「りな」ちゃんは分裂フラグでしたが、そういうときにもキラキラエフェクトが出てくると、彼女はどういう気持ちで、どういう覚悟で、分裂したのかと考えられずにはいられないです。

 0.9話の「りつ」は延命フラグ?(気の利いた言い回しが思いつかなかったです)

 好奇心に溢れた者や、したいことや自分というものを見つけた者たちが死んでしまうという悲劇の演出だけじゃないと思ってます、あのキラキラは。

  しかし、「わかば」が、やけにキラキラしているのは、「りん」目線だからなのだろうか……?

 

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頬も、葉も、赤くなってますね。かわいい。

 

「ムシ」について

 

 ムシのデザイン、ダークでかっこいいです。

 序盤で、なにげなく小さなムシが這いずってますね。

 ツイッターで見る限り、やはりそれぞれのムシには、デザインの元になったのがあるみたいです。こういう辺り、自分は弱いので、ツイッターを頼りにして楽しみたいと思います。ところで、「わかば」の尋問中に、「りん」が言っていた、「は」っていうのは、「葉」なのか「歯」なのか、「羽(さっき変換したら、これも見つけたので追加しておきます)」なのか。

  
 自主製作版でも仄めかしていましたが、ムシと「りん」たち七姉妹は、同じ種類の存在みたいですね。「りなこ」とムシが死亡(消滅)するときのエフェクト、色違いの同じものですし。そもそも、どちらも赤いですしね。

 まあ、あからさまな感じがするので、あともうひとつなにか仕掛けてると思うんですけれど。「アカギリ」辺りがキーポイントになってくると思います。

 人間みたいな断末魔は、嫌な予感がします。

 とりあえず、めっさ気になる。

 

 

眼がまん丸になっている演出について

 

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かわいい


 前作でも使っているし、まあありがちな手垢のついたものですけれど、単純にかわいくて大好きです。

 たぶん、これは「わかば」の名刺みたいなものになるんじゃないでしょうか。

 毎話、見せてくれるんじゃないかなあ、と。

 

 

 

 最後に

 

 最後にいちばん好きなシーンとセリフを書いて、終わりにしたいと思います。

 まずは、シーンから。

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「私も頑張って、あけたから――」

 ここかわいいです。

 てっきり、やさぐれていると思っていたから、妹を邪険に扱うことはありえないけれど、クールに流すだろうと。

 いい意味で裏切られた感覚です。

 

 

 

 次は好きなセリフです。「わかば」くんから。

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「そうか! ぼくが行けば、いい塩梅ですね!」

 

 このセリフが今回のナンバーワンです。

 そのままの意味でも、かっこよくて大好きですし、前述した歪みが垣間見えたシーンのひとつ(もうひとつは「りん」のケムリクサを受け入れたシーン)

 自主製作版での「若葉」の自己犠牲的な行動は、まだ理解できる常識的な範囲にとどまっていたと思いますし、「凛」からケムリクサを咥えさせられたときも、モノローグで恐怖していました。

 ただ、こっちの「わかば」くん、ちょっと自主製作版とはちがって、蟲や姉妹たちに恐れてはいるんですけれど、なんかそういう場面だからそうしているって気がして……。いや、彼も怖いと、いちおう思っているんでしょうけれど。

 でも、この「わかば」、本気で命を懸ける覚悟もないまま、本気で命を投げ捨てることができるヤバイ奴な気がします。

 

 

 

 

 なんか、まだ書き損ねているところがあると思うんですけれど、そこは追記や来週の感想で書いていくと思います。

 今回、かわいいしか言ってない気がするけれど、来週もかわいいしか言わないと思います。つづきが純粋に楽しみです。

 ここまで読んでくださってありがとうございました。